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zoom RSS 「ローマ帝国滅亡編」〜第5話〜 西ローマ帝国の滅亡

<<   作成日時 : 2008/06/30 21:59   >>

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  ☆西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み
 「ローマ帝国滅亡編」
 〜第5話〜 西ローマ帝国の滅亡


 西暦410年 アラリック率いる西ゴート族が、首都ローマを略奪する。
 西暦419年 西ゴート族がトゥルーズで建国
 西暦429年 アフリカ北岸にヴァンダル王国が建てられる。
 西暦453年 フン族の王アッティラが亡くなる。
 
 

 =西ローマ帝国の衰退の原因=


 ミラノをローマに変わる新しい首都としたのは、ディオクレティアヌスで
 あった。それから時は流れ、ミラノを首都とする西ローマは、満足な軍備
 を備えられず、ゲルマン人の侵入にも耐え切れない。

 そして前回お話しした、東西分裂からわずか7年後の西暦402年には、首都
 をミラノからイタリア中北部のラヴェンナに移していた・・・

 一体なぜ、西ローマはこうも衰退してしまったのか!?
 一番は人材でしょうね。そして人材が悪ければ、農業基盤も貧弱となり、
 人口も減っていく・・・それは当然軍人の不足という状態となる。

 軍人の不足を補おうとして、傭兵を雇うことにするが、当然それには資金
 がかかる。資金集めは住民の税金から集めるため、それは重税となり、
 住民はその重税の苦しみから、さらに住人が流出する結果となっていた。

 住人が減少すれば、経済は衰退する。西ローマはまさに、
 悪循環に陥ってしまっていたのであります!!

 そんな西ローマを、東ローマの人々は、属国なみと考えていたようです。

 ミラノを追われた西ローマが次に選んだ首都がラヴェンナだった。
 ここは古代ローマ時代の軍事上の要所である。

 だからといって、防衛力が強まるわけではなかったが、切り札がないわけ
 でもなかった。それがスティリコ将軍である。

 彼はゲルマン人ではあったが、テオドシウスの理念を受け継ぎ、蛮族との
 融合と、ローマ帝国の再建を本気で目指していた人だった。

 なのにである。彼の発案により、徴兵令を発したのだが、これが思わぬ
 方向へと飛んでしまう・・・

 もともとローマ帝国は、徴兵されるのは市民の義務だった。
 だが、今の平和ボケしてしまった彼らには、それを受け入れることは
 できず、スティリコ将軍を告発してしまう。

 なんと切り札的存在だったスティリコ将軍を、ゲルマン人たちと通じてる
 という理由で、処刑してしまうのである・・・アホですねえ・・・

 切り札を失った西ローマはご存知の通り、領土を次々と奪われてしまった
 のである。

 
 =西ローマ帝国の滅亡=


 さていよいよその時がやってきました。なんて、「その時歴史が動いた」
 みたいな書き方になってしまいまいしたが(笑)ここからは、坂を転がり
 落ちるような展開を迎える。

 わずか6歳で西ローマ帝国皇帝となったウァレンティニアヌス三世が
 暗殺され、テオドシウス朝が断絶してしまうと、帝国の衰退はさらに
 加速していく・・・

 西ローマ帝国内にもはや皇帝の権威などは、ゆきわたらなくなっていた。
 領内には、ゲルマン人の王国がいくつもでき、西ローマ軍そのものも
 ゲルマン人の傭兵たちが、実権を握っていたのが理由である。

 西暦475年、西ローマ軍総司令官オレステスが、無能な皇帝についていく
 ことができず、退位を迫る。

 そして皇帝ネポスを退位させると、オレステスは、息子のアウグストゥル
 スを皇帝にたてたのである。このときまだ16歳の若者であった。

 だが、オレステスのもくろみ通りにはいかず、兵士たちがイタリア全土の
 3割を請求してきたことに、断固拒否すると、兵士たちの暴動が起こった。

 西暦476年、オレステスは兵士たちに捕えられ、処刑されてしまう。

 父オレステスを失った息子アウグストゥルスは、退位するよう要求され、
 アウグストゥルス帝は、元老院で引退することを宣言したのである。

 そして元老院は、東ローマ皇帝ゼノンに、西ローマ皇帝の退位を報告し、
 東に帝冠を返還した。

 こうして西ローマ帝国は正式に滅亡し、その歴史に幕をおろしたのである。
 時に西暦476年・・・つづく

 
 

 さて次回は、帝国最後の皇帝といわれたユスティニアヌスの数々の功績を
 お伝えします。実は西ローマ帝国の滅亡を最後にと、考えていたのですが、
 ユスティニアヌス帝の功績を伝えたいなと思い、あと少しだけ続けたい
 と思いなおしました。
 あと少し、お付き合い下さいませ(笑)

つづきがアップされました↓
 http://kazanami.at.webry.info/200807/article_1.html

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