最終回 ひとまずのハッピーエンド

厚子とは、順調に付き合いを重ねていた。幼稚園の先生の仕事は、
安い給料な上、ハードだったので、辞めて、歯医者の受付に仕事を変えた。
それによって、一度も休みが合わなかったのが、休みが一緒になり、
遊びに行くことも増えていった。

彼女は、この時期、突然家を出たいとか言ってきた。
1人暮らしがしたいのかと思って聞いたら、「1人暮らしなんてさせていいの」
と怒ったように言ってきた。

同棲でもしたいのかなと、思って言ったら、ぷりぷりと怒り出し、
「なんて鈍感なの」だって・・・どうも今までの付き合ってきた女とは
違うようで、でも、同棲を考えてしまう俺のほうが、よっぽど変な恋愛を
してきたのかなと、思った。

彼女は結婚がしたかったのだ。

結局、これが原因で結婚することになる。
厚子は少女のようで、俺と歩んできた過去とは正反対の人間だった。
彼女は高校・短大と女子校で、職場も幼稚園の先生や、歯科受付と、
女性の職場ばかりで、男性との接点が少ない環境で育った。
そのため、浮いた話は聞いたことがなかった。

彼女の両親に挨拶に行って、結婚が正式となった。
このとき俺は23歳。まだ結婚は早いかもしれないが、俺的には充分遊んだ
という満足感があり、結婚するなら、こういう子がいいと、このときは
本当にそう思っていた。

そして俺の恋愛の時期は終わった・・・平成7年11月

=第1章 恋愛~結婚編 完=




第2章 結婚~離婚編 第1話を読む↓
http://kazanami.at.webry.info/200609/article_12.html


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック