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help リーダーに追加 RSS レオナルド・ダ・ヴィンチ 「最後の晩餐」

<<   作成日時 : 2005/04/28 00:06   >>

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 イタリアに行くなら、必ず抑えておきたい、
 芸術作品を、紹介しています。

 さて今回は、ミラノにありますサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
 にある、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」について、お話し
 したいと思います。

 イタリアに行ったとき、ミラノで、この旅行のハイライトともいうべき、
 サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会、下を噛みそうな名前だが、
 ここにレオナルド・ダ・ヴィンチの名作「最後の晩餐」があり、
 それが 最後の鑑賞でした。

 鑑賞するには事前に予約する必要があり、約20人ずつの組に別れて、
 15分の鑑賞が許されるのです。中は、厳重に警備され、空気清浄器に
 よる温度、湿度を完全に管理されたなかに、その名画はありました。

 絵柄はたいていの人は知っている。長いテーブルが横に延び、中央に赤い
 衣装と青いトーガをまとったイエス・キリストが両手を広げて座っている。
 両側に6人ずつ、合計12人の弟子たちが驚き、ざわめいている。

 会食の真っ最中にイエスが、「ここにいる一人が私を裏切ろうとしている」
 と言った。その瞬間の光景を描いたものだと、現地のガイドが解説して
 くれました。

 ヨハネの耳元でペテロが「誰だろう」とささやている。その近くで銀貨の
 入った袋を握り締めたユダが描かれていた。イエスの右横には、トマスが
 「それは1人なのか」と指を1本立てて、聞いている。

 それにしても、この12人の弟子の名前を、一体どれだけの人が言える
 のでしょうか。恐らく12人の名前をすらすら言える人は、少ないのでは
 ないでしょうか。
 
 一番有名なのはペテロでしょう。彼はイエスの一番弟子で、カトリックの
 総本山である、サンピエトロ大聖堂の初代の法王でもあります。
 次は福音書の著者でもあるヨハネでしょうか。そして次が、皮肉にも裏切り
 者のユダではないでしょうかね。彼がなぜ、たかが銀貨30枚で、イエスを
 売ったのか。しかし、この裏切り行為により、ユダは裏切り者の代名詞と
 なってしまうのです。

 基本的に、12人の弟子たちは、イエスが生きていた時代には、大した
 活躍はしてません。福音書には、弟子のエピソードは少ないし、全くない
 弟子もいますし、むしろ、イエスが十字架に架かってから以後に、ペテロ
 などは活躍していきます。
 

 まあ名画ではあるけれど、当時ユダヤ人は床にじかに座って食事をしていた
 らしいので、テーブルや椅子は不適当かと思います。しかし、昨年の
 映画でメル・ギブソン監督の、イエスの最後の12時間を描いた
  「パッション」の中で、母マリアとイエスが暮らしている時代が描かれて
 いましたが、そこでは大工の息子らしく、(イエスは大工の息子でした)
 イエスがテーブルとイスを作っているシーンがあり、イエスが母マリアに
 こうやって食べるんだよと、座るようなしぐさをして説明していました。
 母マリアはおかしな格好だと笑っているという、残酷なシーンの連続な中で
 唯一ほのぼのする場面がありました。
 これがのちの最後の晩餐の、イスに座って食事をするシーンに、続くかの
 ような演出に感じましたね。


 まあ、それにしても、芝居の舞台じゃあるまいし、テーブルの向こう側に
 だけ、人が座っているというのも不自然である。会食なら円を描いて
 座るでしょう。まあそれは、ダ・ヴィンチの絵画的装飾であり、
 目くらじを立てることもないし、それ以上にこの「最後の晩餐」の名画は
 素晴らしいものでありますね。

 実は、この「最後の晩餐」は20年間も修復していたため、近年になって
 ようやく一般公開されました。今、イタリアに行くなら、絶対に見ること
 をお薦めします。遠近法を駆使して、描かれたこの作品の見事さは、
 息をのむほどです。

 写真は、最後の晩餐があります、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
 です。

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