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help RSS 第13回 友人に彼女を奪われた日

<<   作成日時 : 2006/05/14 00:06   >>

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平成4年4月、4という数字は不吉だと思ったのは、ずっと後に
思ったことだが、別れとは突然やって来るものだ。

4月8日に事件はおきた。由紀から話しがあるので、駅まで
迎えにきてほしいと言われて、迎えにいくと、暗い表情で立っていた。

車に乗せて、走り出すとすぐに由紀は、好きな人ができて、俺と何度も
別れようと思ったけど、別れることができなくて、今に到ってしまったと、
言ってきた。

このときなぜか直感的に、好きになった奴とは村井だなと思って、言った。
由紀は違うと、言っていたが、しばらくして観念したかのように、認めた。

そのとき、俺は生まれて初めて、女を殴った。大声でわめきながら、
車内で平手で何度も殴った。外からは見えていたとは思うが、
おかまいなしに殴った。

後にも先にも、女を殴ったのは、生涯で初めてである。

その後、すぐに村井に連絡した。彼は1人暮らしをしていて、そこに電話した
のだが、出ない。すると由紀が、ワンコールして一度切り、もう一度かけたら
出た。

そうやって、俺にバレないように、小細工していたのかと思うと、また腹が
立ってきた。とにかく、電話では埒があかないので、2人で村井の家に
行くことにした。

その道のりほど、嫌なことはない。もう俺の精神状態は普通ではなかった。
チャゲ&飛鳥のSAYYESが流れていたのを覚えている。
今、聞いても、このときの記憶が甦るほど、印象に残っている・・・

村井の家につくなり、彼を一発殴った。村井は刺されても仕方がないと、
覚悟していたようだった。

俺は、村井の部屋を見回した。そこには2人で生活していた痕跡が、
はっきりと残されていた。2人分の茶碗と箸。見慣れた彼女の下着が
干されている。もう頭を抱えるしかない光景だ。

ここで、俺に内緒で半同棲生活をしていたのだ。

由紀は、俺とも別れたくはないが、村井とも別れたくないといい、村井は
100%どころか120%由紀が好きだと言ってきた。

由紀は俺に対する別れたくないという感情は、情だなと、感じた・・・

でも俺は忘れることができす、それからもだらだらと由紀との付き合いを
続けていくことになっていく・・・この日から3日間、食えず眠れずの日々が
続いた。

俺は人間不信に陥り、荒れた生活が続いた。
一番信用のおける友人と、彼女が、俺を裏切った。手に手を取って、
俺の前から消えようとしている。

まさに人生最悪の日であった。


今、思うと貴重な経験だと笑っていられますが、当時は、本当に、ショック
だし、誰にも言えなくて、周りに悟られないよう、村井ともみんなの前では、
仲良くしていたのを覚えています。これが本当に辛かったですね。

そして俺は、由紀を忘れようとする日々を送るのだが、なかなか
忘れることができなかった・・・つづく


第14回 つづきを読む↓
http://kazanami.at.webry.info/200505/article_2.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
衝撃的ですね。半同棲までしてたなんて‥ カザナミさんとの時間を減らす→村井さんとの時間が増えてたんですね。 カザナミさんが一番辛いけど、2人も辛かったんでしょうね。こうなってしまったらもぅ3人の関係もくずれてしまうし。 なんか情というのもやっかいですね。。そんな辛い事があって今のカザナミさんがいるんですね〜☆
マロン
2006/05/14 17:28
人生において、三度衝撃的な事件を経験
しました。これは、そのうちの一つです。
今まで、人間を信じてきた自分にとって
一番身近な2人が、こんな裏切り行為を
するなんて、当時はもう、頭の中が
ぐちゃぐちゃでしたね。
でも、この事件が、後の自分の人生に
は、いい意味で、成長できたと思い
ます。
カザナミ
2006/05/14 20:50

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